前鋸筋の正しい鍛え方|走りが軽くなるトレーニング方法|春日井市にあります整体・整骨の「柏接骨院」

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前鋸筋の正しい鍛え方|走りが軽くなるトレーニング方法

前鋸筋を意識したトレーニングを行う男性の横長写真

「前鋸筋を鍛えましょう」と言われても、どこに力を入れればいいのかわからない。

腕立て伏せをしても、脇が筋肉痛になる感覚もない。

それなのに、走ると腰や膝が痛いまま。

前鋸筋は、単純に“筋トレすれば強くなる”タイプの筋肉ではありません。

まず理解してほしいのは、

前鋸筋は“鍛える前に整える筋肉”である

ということです。

 

 

なぜ前鋸筋は働かなくなるのか?

 

前鋸筋がオフになる背景には、日常姿勢が大きく関わっています。

  • デスクワークで背中が丸まる
  • 胸郭が硬くなる
  • 呼吸が浅くなる
  • 肩がすくむ

こうした状態が続くと、胸郭は拡張しなくなります。

胸郭が動かなければ、前鋸筋も動きません。

さらに、僧帽筋上部や脊柱起立筋が優位になり、体は“固める戦略”を選びます。

これが第二部でお話しした、伸展優位の走りにつながります。

走ると腰や膝が痛む原因は?|前鋸筋が働かない体で起きていること

 

 

前鋸筋は“鍛える前に”整える必要がある

 

前鋸筋を働かせるためには、

  • 胸郭が動くこと
  • 肩甲骨が正しい位置にあること
  • 呼吸が横に広がること

この3つが前提になります。

可動域がないまま負荷をかけても、僧帽筋上部や三角筋が代わりに頑張るだけです。

前鋸筋は「効かせる」筋肉ではなく、“自然に入る”筋肉です。

 

 

走りが軽くなる前鋸筋トレーニング

① 呼吸×胸郭エクササイズ
  1. まずは仰向けに寝ます。
  2. 膝を立て、片手を胸、もう片手を脇腹へ。
  3. ゆっくり鼻から吸い、肋骨の“横”が広がるのを感じます。胸ではなく、脇が広がる感覚です。
  4. 吐くときは、肋骨が内側へ戻るのを感じます。

これを5〜8呼吸。

呼吸で胸郭が動くようになると、前鋸筋のスイッチが入りやすくなります。

 

 

② 壁プッシュ(低負荷入力)
  1. 壁に両手をつきます。
  2. 腕立ての姿勢ではなく、立った状態で軽く前に体重を乗せます。
  3. そこから、肩をすくめずに“脇の奥”を使って壁を押します。
  4. 肩甲骨がわずかに前へ滑る感覚があればOKです。

力は入れすぎない。

目的は筋肥大ではなく、神経入力です。

 

③ クロスパターン動作

右腕を前に出すとき、左脚を軽く前に出します。

そのとき、脇から体幹が連動しているかを感じます。

マーチングのような軽い動きで構いません。

ここで重要なのは、腕と脚が“別々に動いていない”こと。

前鋸筋と腹斜筋の連動を感じながら行います。

これが走りの基礎パターンになります。

 

 

間違った前鋸筋トレーニングとは?

 

よくある誤解は、

  • 腕立て伏せだけやる
  • 負荷を強くかける
  • 肩をすくめて押す

これでは前鋸筋ではなく、僧帽筋上部や三角筋が優位になります。

前鋸筋は繊細な入力が必要な筋肉です。

重さよりも、正確さです。

 

 

前鋸筋が入ると走りはどう変わるか

 

前鋸筋が機能すると、

  • 走りにリズムが出てくる
  • 上体が自然に回旋する
  • 腕振りがスムーズになる
  • 骨盤が流れる
  • 脚が軽く振り出される

走りは、力だけで進むものではありません。

前鋸筋が働くと、右腕と左脚、左腕と右脚というクロスパターンが整い、動きに一定のテンポが生まれます。

この“リズム”が出てくると、地面を強く押さなくても前に進める感覚が出てきます。

床反力が前方へ変換され、走りは「押す」から「流れる」へ変わります。

結果として、

  • 腰の負担軽減
  • 膝への衝撃分散
  • 無駄な疲労の減少

が起こります。

第一部でお話しした“推進力”は、このリズムの中で自然に生まれています。

歩き方が変わると体は軽くなる?|前鋸筋が生む“推進力”とは?

 

 

柏接骨院でできる前鋸筋へのアプローチ

 

前鋸筋が働かない背景には、

  • 胸郭の可動性低下
  • 背骨の微細なズレ
  • 骨盤のアンバランス
  • 神経入力の低下

といった要素が重なっていることが少なくありません。

当院では、

・背骨や骨盤へのアジャストメント
・関節の微細な可動改善
・センサー(固有受容器)への再刺激

を行い、神経入力の“再起動”を図ります。

骨盤矯正・産後の骨盤矯正

 

さらに、微弱電流治療器エレサスを用いて自律神経や神経系へアプローチすることで、過緊張を抑え、前鋸筋が入りやすい環境を整えます。

強い刺激で無理に動かすのではなく、

神経系からスイッチを入れ直す

という発想です。

動きが整った状態でトレーニングを行うと、前鋸筋は驚くほど自然に入るようになります。

微弱電流エレサス・マイクロカレント療法

 

 

自分で難しい場合は専門的な評価を

 

前鋸筋は、単に弱いのではなく、

  • 胸郭が硬い
  • 呼吸が浅い
  • 神経入力が低下している

といった複合的な問題でオフになっていることが多いです。

動作テストや胸郭の可動性評価を行うことで、どこで連鎖が止まっているのかが見えてきます。

自己流でうまくいかない場合は、動きの評価から整えることをおすすめします。

 


この前鋸筋の話を通してお伝えしたのは、痛みは“局所の問題”ではないということ。

前鋸筋という一見地味な筋肉が、走りの質を大きく左右しています。

走ると腰や膝が痛む方は、脚ではなく“上半身のスイッチ”を見直してみてください。

体の軽さは、そこから始まります。

 

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