「膝がこわばる」「膝に突っ張り感がある」という症状は、様々な原因によって引き起こされる可能性があります。
運動や日常生活での負荷が原因となることもあれば、炎症や損傷など怪我が原因となることもあります。
特に、高齢者やスポーツ選手は膝の痛みに悩まされることが多く、その影響は大きいものとなっています。
こちらでは、膝の痛みの原因や予防・対処方法などについて詳しく解説します。
膝周りには、大腿四頭筋、ハムストリングス、腓腹筋、膝蓋靭帯などの筋肉や靭帯があります。
●大腿四頭筋
大腿骨から始まり、膝蓋骨に挿入する四つの筋肉からなる大きな筋群で、膝を伸展させるときに使われます。
●ハムストリングス
大腿骨の下部から始まり、膝の後ろにある脛骨や膝蓋骨に挿入する筋肉群で、膝を屈曲させるときや、膝を伸ばすときの補助として使われます。
●腓腹筋
下腿骨と脛骨に挿入する筋肉群で、足首の曲げ伸ばしや、足首の内外回旋などの動きを制御する役割があります。
●膝蓋靭帯
大腿骨の上部にある膝蓋骨と脛骨の間にあり、膝の安定性を保つために重要な役割を果たしています。
●膝窩筋
膝窩筋(しつかきん)は、大腿骨の下部にある筋肉の一つで、膝関節の後ろ側を覆うように走っています。膝関節の前方への運動を制御することで、膝関節の安定性を保つ役割を果たしています。
これらの筋肉や靭帯は、膝関節の安定性や動きを制御するために非常に重要です。
膝に痛みや問題がある場合、これらの筋肉の弱化や不均衡が原因であることがあります。
適切なストレッチや運動で膝周りの筋肉を鍛えることは、膝の健康を保つために重要なことです。
股関節は、腰や下肢の動きを制御し、歩行や走行などの動作に重要な役割を果たしています。
しかし、日常生活やデスクワーク、運動不足などの要因により、股関節の可動域が制限され、硬くなってしまうことがあります。
股関節が硬くなると、腰や、膝やふくらはぎ、スネ、足部など下肢の他の部位に負担がかかり、慢性的な痛みや不調の原因となることがあります。
こんな方は要注意です。
●お腹が出てきた
●お尻が痩せてきた
●歩幅が狭くなった
●カカトを着けたまましゃがめない
●片足立ちが苦手になった
●体が重い、だるい
●肩がこる、腰が痛い
また、スポーツ選手などでは、股関節の柔軟性が不足することにより、パフォーマンス低下やケガのリスクが高まることがあります。
そのため、股関節を柔らかく保つために、股関節のストレッチは非常に重要です。
適切なストレッチを行うことで、股関節の可動域を広げることができ、腰や下肢の負担を軽減することができます。
柏接骨院/Body Activation Studioでは、「膝がこわばる」「膝に突っ張り感がある」という症状を回復するために、必要であれば背骨や骨盤の矯正を行い、全身のバランスを整えます。
また、股関節や骨盤の動きを改善するための全身ストレッチも念入りに行い、動かしやすいようお体を調節します。
お体を動きやすいように整えても痛みが出る場合は、運動療法で膝や股関節の動きを改善するようアプローチし、根本的に痛みが出ないような状態を目指して治療していきます。
膝の痛み、こわばり、つっぱり感があるなら、一度ご相談ください😊
愛知県春日井市柏井町5丁目207番地
柏接骨院/Body Activation Studio
院長 長谷川純
TEL 0568-70-3702