こんにちは、皆さん!春日井市の柏接骨院です。
最近、バスケットボールをしている子どもたちの中で腰痛を訴えるケースが増えています。
今回は、実際に当院に来院した12歳の男の子の症例をもとに、その原因と改善策についてお話しします。
【実際の症例】
この男の子は、バスケットボールの練習や試合中に「腰とお尻(中殿筋)のあたりが痛む」と訴えて来院しました。
特に、方向転換やジャンプの着地時に痛みが強くなり、思うように動けないとのこと。
普段の生活では問題ないものの、バスケットのプレー中に痛みが出るという状態でした。
バスケットボールをしている子どもたちの腰痛の原因と考えられるものを、いくつか挙げますね。
当院では、
この二つを大切にしています。この男の子の症状を改善するために、以下のアプローチを行いました。
骨盤と腰椎のバランスを整えることで、物理的に安定した状態を作るだけでなく、神経系の働きを最適化し、体のコントロールを向上させることを目的に施術を行いました。
これにより、腰部や中殿筋への余計な負担が軽減され、動きがスムーズになります。
バスケットボールでは、上半身をうまく使った体重移動が重要です。
最初はシンプルな体重移動の練習を行い、慣れてきたら次のステップとして、骨盤のコントロールを意識するように指導しました。
さらに、その動きに慣れてきた段階で、上半身と下半身の連動性を高めるトレーニングへと移行。
このように、一つの動作の中で意識するポイントを増やしていくことで、無理なく正しい動作を身につけることができます。
試合前後のウォームアップに、運動療法を取り入れました。
プレー前に適切な体の使い方を習得することで、試合中の負担を減らします。
また、ウォームアップ時から意識することで、正しい動作を無意識レベルで定着させやすくなります。
バスケットボールをする子どもたちの腰痛の原因として、成長期のバランスの崩れ、繰り返しの負担、体幹の安定性と柔軟性のバランスの崩れ、骨盤のコントロール不足などが挙げられます。
今回の男の子は、カイロプラクティックによる骨格調整と、「体重移動のスムーズ化」「骨盤のコントロール強化」「体幹と下半身の連動性向上」を段階的に取り入れた運動療法で、腰痛が大幅に改善しました。
腰痛の予防・改善には、適切な骨格の調整と運動指導を総合的に取り入れることが大切です。
当院で指導する運動療法は、治療だけでなく、ウォーミングアップやプレーの質の向上、スポーツ障害の予防にもつながります。
症状がなくなった後も継続することで、より高いレベルでのプレーが可能になるはずです。
ぜひ、意識して取り組んでみてください。
お子さんが腰痛に悩んでいる場合は、お気軽に柏接骨院までご相談ください!
愛知県春日井市柏井町5丁目207番地
柏接骨院/Body Activation Studio
院長 長谷川純
TEL 0568-70-3702